ペットトリマー 転職

キッカケは出産

小さい頃から動物が好きだったから関係のある仕事がしたいと思っていたので、高2になってからはそっち系の専門学校に体験入学を繰り返す日々。
動物に関する仕事と言っても色々あるんだと思いながら、何となく一番しっくりきたのがトリマーだった。
動物園の飼育員も興味あったけど一歩間違えたら命を落としかねないし、トリマーならケガすることはあっても死ぬことはないかなと。

 

決めてからは、トリマーについての勉強を高校生のうちから始めてた。
本屋に行けばトリマーの仕事本だったりペット系雑誌を立ち読みしたり。
それで、高校卒業してからは専門学校へ。
色々体験に行ってたけど、ペットビジネス総合の専門学校ではなくトリマーの専門学校に行った。

 

ハサミの持ち方やらの基本、何から何まで勉強して、2年間で卒業。
正直不要な科目もあったりした気がする。
そういうのを省けば1年で卒業できると思うので、もっと効率的なカリキュラムを組んでもらいたい。
個人的には休みは減っても早く卒業して社会に出たかったし、そういう学生は少なくないと思う。

 

卒業してすぐ、就職は決まった。
昔から実家の近くにあったペットショップで、小学生の頃はよく暇つぶしに遊びに行っていた。
今思えば我ながら迷惑な子供だったものだ。
当時とは店内の雰囲気は多少変わっていたけど、店長さんは変わっておらず、面接の時に小学生の頃の話をしたら色々と覚えてくれていて、とんとん拍子に話は進み採用してもらえた。
コネとまではいかないけど、こういう繋がりって大事なものですね。

 

ペットホテルもしていて、飼い主が希望した場合にトリミングを施すのが主な仕事。
トリミングのみでの来店はほぼなかった。
それでも近隣にペットホテルがないので、夏休みの時期なんかは繁忙期で毎日すごい数の犬や猫が預けられては帰っていってた。
トリミングも普段は多くても5頭くらいなのが、10頭とかになったりして残業は当たり前、体力的に大変だった。
給料がその分ドーンと上がったのが救いでしたね。

 

トリマーとして充実した日々を過ごしながらも、プライベートでは彼氏もできずで寂しい思いをしていました。
が、トイプードルを預けに来られたお客さんから連絡先を渡されると言うドラマチックな出会いを果たし、お付き合いに発展。
あれよあれよと楽しく幸せな毎日を過ごし、結婚することに。
でも後から聞いた話では、最初に連絡先もらったのはペットに何かあった時のためだったらしく、そんなつもりは全くなかったとのこと…。
普通、申し込み書だけに書けば良いものを、ただのトリマーである私にわざわざメモしてまで渡されたので勘違いしてしまった。
けど、そのおかげでこうして結婚できたわけで、お互い良かった良かったと言ってます。

 

結婚後もトリマーとして働いていたけど、妊娠しお腹が大きくなってくると、小型犬はともかく中型、大型犬のトリミングは辛くなってくる。
もう一人トリマーがいたので店長の指示で私は小型犬担当と言うことにしてもらったんだけど、彼女はそれが不満だったようで色々いじわるな発言を浴びせられるようになっていった。
それがストレスでストレスで、お腹の子に悪影響があるんじゃないかと店長に辞表を提出。
1ヶ月で辞める非常識な形になってしまったけど、我が子と自分の体のことを最優先したかった。
店長もそれを理解してくれたからこそ辞めさせてくれたし、今でも気にかけてくれる良い関係を保ってる。

 

仕事を辞め、産休のような形になったものの、出産後の仕事をどうしようかと悩んでいた。
店長は戻っておいでと言うけれど、一緒に働いていたトリマーの存在を思うとそれは厳しい。
何か別の就職先を見つけなければと考えた。
またトリマーをすれば楽で良いんだけど、出産前で時間があることから、何か新しい資格でも取ってみようと考えた。
出産後は子育てで大変だろうし、なるべく時間の都合がつきやすく、就職先も見つけやすそうな仕事って何だろうかと、パソコンで調べまくる毎日。
導き出した結論は、医療事務だった。

 

医療事務として働くのに資格はなくても問題はないけど、せっかく勉強するなら資格も取りたい。
こう考えるのはごく普通のことでしょう。
妊娠中でどこかに勉強しに通うのは難しかったものの、幸い近年は通信が充実しているので問題なし。
医療事務 通信って検索したら出てくる所を色々見てみて、良さそうなのを選んでみた。
もらえる資料の隅々まで目を通して、わからないことはメールで聞いてみる。
後悔しないためにも情報収集は大事。

 

私が選んだのはヒューマンアカデミーの通信。
近くの駅前に校舎があったりしてよく見る名前だったから不安感もなかったし、いざとなったら直接話を聞きに行くこともできるかなと思って。
結果的にはそんな必要ないくらい、メールで十分なサポートをしてもらえました。

 

勉強期間は半年くらい。
その間に取れた資格は医療保険士と診療報酬請求事務能力認定試験の2つ。
特に後者の方は医療事務の資格としては最高難度らしくて、就職の時は必ず役に立つって言われた。
調べてみると合格率は大体30%くらい。
でもそんなこと全く意識せずに教材だけで勉強して、普通に合格できた。
だからもし診療報酬請求事務能力認定試験含め医療事務の資格に挑戦するのなら、ヒューマンアカデミーの通信はオススメ。
他にも色々見てみたいなら、「医療事務 通信」だとかで検索して出てきたサイトをチェックしたら良いはず。
でも私は色々見比べた結果で選んだので、やっぱりヒューマンアカデミーになると思う。

 

医療事務の勉強が一段落ついた頃、ちょうど出産。
その後は子育てに大忙し。
オムツの交換やら授乳やら、母としては当然やらなきゃいけないことなんだけど正直しんどかった。
主人の協力がなかったら、多分育児放棄してたと思う。
世の旦那さん方、奥さんへの家事育児の協力は出来る限りしてあげて下さい。
きっとすごく助かるし、喜んでくれると思う。

 

子供が生まれて1年ちょっと過ぎた頃、育児も少しずつ余裕が出てきた。
実家に預けても大丈夫になったし、そろそろ働きに出ても良いだろうと考え始めた。
最初はヒューマンアカデミーの担当者さんに相談したけど、個人的にあまり条件の良い求人がなさそうだったから自分で探すことに。
まずは近所の個人病院で面接。
しかし、資格はあっても経験がないんじゃ難しいと言われ不採用。
次に片道20分くらいの距離にある少し大きめの総合病院。
経験がなくてもこれから積んでいけば良いし、研修期間も設けてるから問題ないと言われて採用してもらえた。
時給も850円とそこそこ。
トリマー時代に比べたら手取りはだいぶ下がるけど主人の収入があるし、生活の足しにと考えれば十分過ぎる金額。
最初は知識だけの状態で仕事に取り組むから遅くて迷惑かけちゃうことも多かったけど、先輩に教わりながら1週間もすれば大体のことは迷惑にならない程度のスピードでこなせるようになり、半年経った頃には時給も1000円にアップしていた。
先輩の話では、1500円くらいもらってる人もいるらしい。
さすがにそこまで求めてないけど、医療事務って思ったより稼げる仕事なんだなってびっくりした。
ゆくゆくは主人の扶養を抜けてたくさん稼いで、家族事の資金として貯金していきたい。
今後子供が大きくなればそれだけお金がかかることも増えていくだろうし、たくさん稼ぐに越したことはないはず。
そのためにももっと経験を積んで、勉強もしていかないといけないなと思う。

 

トリマーから医療事務と全く別の仕事に転職して思ったのは、どんな仕事でも自分でやりがいを見つければ楽しいってこと。
せっかく身につけた知識と技術は活かすも殺すも自分次第。
子供がもう少し大きくなったら犬を飼おうって話をしていて、そうなればトリマー時代の技術が活かせる。
普通に飼ってたら必要になるトリミング代が節約できるのは大きい。
まだまだ長い人生、どうなるのか楽しみです。